S-AIR 招聘作家の歓迎会と派遣作家の報告会が2週連続開催!

今期S-AIRでは、Points Contemporary Art Centre(中国江蘇省)&office339(上海)とのエクスチェンジでヤン・レイ、そしてロンドン大学ゴールドスミス校との連携によりヘレン・グローブ・ホワイト、札幌の姉妹都市アメリカ・ポートランドのEnd of Summerとのエクスチェンジでキュレーターのマット・ジェイを招へいします。

つきましては、以下の日程で招へい作家の歓迎会と、ポートランドからのキュレーター&8月に滞在した小林知世さんの報告会を開催いたしますので、ぜひお誘い合わせの上お越しください。

★招へい作家ヤン・レイ(中国)&ヘレン・グローブ・ホワイト(イギリス)歓迎会
2018年10月5日(金)19:30〜

★招へいキュレーター マット・ジェイ(アメリカ)歓迎会&派遣作家 小林知世 報告会
2018年10月12日(金)19:30〜

場所:なえぼのアートスタジオ内2F S-AIR事務局(中央区北2条東15丁目26ー28)
※12日のイベントは延期になりました。申し訳ございません!詳細はこちらです↓
https://www.naebono.com/archives/706

※お車でお越しの際は、なえぼのアートスタジオ前の駐車場ではなく近隣の駐車場をご利用ください。

参加費:食べ物・飲み物の持ち寄り制(飲み物、少しの軽食は用意いたします)&カンパにご協力ください!

-S-AIR Exchange Programme 2018-

今年度は、中国江蘇省の古都錦渓鎮に今年新設されたPoints Contemporary Art Centre(中国)&office339(上海)との連携により、アーティストのヤン・レイを招へい、全国公募により選ばれた松田壯統を派遣し、ロンドン大学ゴールドスミス校ニュークリア・カルチャー研究グループ(イギリス)そしてAIR-H(八戸)との連携により、アーティストのヘレン・グローブ・ホワイトを招へい。また、札幌の姉妹都市であるアメリカのポートランドで活動を行うEnd of Summerとの交換プログラムとして、8月に札幌の若手アーティストの小林知世を派遣し、キュレーターのMatt Jayを招へいする。

招へいアーティスト&キュレーター プロフィール

Yan Lei (ヤン・レイ)
滞在期間 9月17日〜11月11日
1965年中国河北省生まれ、北京を拠点に活動する。写真をデジタルで色調の幅を狭めた人工的な色へと変換させた絵画や、急速にグローバル化したアート界との自らの関係、日常を反映させたイメージを分析・再構築し、アーティスト、文化、絵画の関係性を探る作品を制作。近年では、フォルクスワーゲンの工場内に、部品ではなくアート作品に置き換えた製造ラインを復元した作品「RÊVERIE」がある。
Red Brick Art Museumでの個展、MoCA上海、ポンピドゥー・センターでのグループ展、広州トリエンナーレ、第50回ベニスビエンナーレ、ドクメンタ13など、多数の国際展で作品を発表する。
http://yan-lei.com



Helen Grove-White (ヘレン・グローブ・ホワイト)
滞在期間 10月4日〜11月11日
英国ウェールズのアングルシー北部でアーティストとして制作しながら、美術教育に携わり、他のアーティストとのプロジェクトを企画する。
人間と自然環境が交差する過程で生まれる問題などをテーマに、写真、映像、立体作品やインスタレーションなど様々な媒体を通して作品を制作する。現在の主な活動には、地元の原子力発電所に関する協同プロジェクトである「Power in the Land(大地のちから)」がある。原発が廃炉になり、また新しいものが建設されるという状況は、過去と未来という概念について改めて考えさせられる。ネットワークを通じて活動するということに興味があり、核をめぐる文化に関心のある人たちのネットワークを通じた活動や、X-10というアーティストグループを結成し活動を行う。
http://www.helengrovewhite.co.uk
http://www.helengrovewhite.co.uk/section812614.html


Matt Jay(マット・ジェイ)
滞在期間 10月11日〜11月11日
日本の現代美術に関する調査やアーティストのサポートを行う、異文化アートプログラムであるEnd of Summerの設立者でありディレクター。プロジェクト・スペース「池の底」の共同運営も行う。プログラム3年目の今年はS-AIRとエクスチェンジを行い、公募にて選ばれた札幌の若手アーティスト小林知世を含む6名のアーティストを招へい。
http://www.end-of-summer.org

派遣作家プロフィール

小林知世
1994札幌生まれ。2017年東北芸術工科大学洋画コースを卒業後、札幌で活動をはじめる。「空気の底」という言葉をキーワードに、日常の中で感じる気配や圧、霧、耳鳴りなどをテーマとし、絵画、模型、テキスト等の制作をしている。主な活動は第8回清須市はるひ絵画トリエンナーレ入選、公益財団法人日本文化藝術財団加藤定奨学金 奨学生、アーティストインレジデンス End Of Summer、東北アートの博物館代官山蔦屋書店Anjin 出品、グループ展 ひとりぐらし自由空間(gallery turnaround)、buoyancy(TO OV cafe)など

※ポートランド派遣時の滞在ブログ
https://sairblog.wordpress.com/tag/chisei-kobayashi/

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